過去に住んだマンションや家で、これは嫌だったなあと思うものってありませんでしたか?
私は、ダイニングテーブルの上のペンダントライトが大嫌いでした。
どこのモデルルームに行っても、必ずリビングダイニングにあるのは、お洒落なペンダントライト。それによって、空間が一気にゴージャス&センス良く見えたりします。
でも、ペンダントライトは「埃」が積もりやすいのが難点です。
まめにふき掃除をしていないとすぐ埃が積もって、それが目に入ると食欲が減退したり、「掃除しなくちゃ」と気になったり。私にとっては、精神衛生上はなはだ良くない照明でした。
最初に購入したマンションは、初めてだったのでついペンダントライトを付けてしまいましたが、たった2年間しか住んでいなかったのに、その時のいや~~な気持ちと埃を被った傘の映像がまざまざと思い出されます。
なので、2回目のマンション購入の時はペンダントライトはやめて、シーリングライトにしました。
これなら食事の度に、埃を気にすることがありません。大掃除以外では、掃除をしなくちゃという気持ちにならなくなりました。
そして、3回目に戸建てに引っ越した時も、ダイニングは当然のようにシーリングライトにしました。
そして20年・・・。
電球を取り換えた回数、半端ないです。。
そうです、シーリングライトには、電球が切れて新しいのと取り換える時にテーブルの上に乗って作業しなければならないという宿命があったのです!これってとても危ない作業ですよね?!!
今はLEDという長持ちする電球がありますが、ちょっと前までそんな便利なものはありませんでした。そのため、結構な頻度で蛍光灯の電球を取り替えていました。そういう私は背が足りないので夫の仕事でしたが、、
なので、年を取って私ひとりになったら、シーリングライトの電球は取り換えられないと思います。
というわけで、札幌の老後用マンションはペンダントライトもシーリングライトもやめ、全部埋め込み式のダウンライト(もちろんLED)にしました。
↑実際の写真です。
これで、私は一生、照明器具の掃除と電球の取り換えをしないで済むかもしれないわけです。すごいことですよね!
でも、一抹の不安があります。
モデルルームの真似をして、下がり天井にステキな間接照明を付けてしまったのですが、ここに埃が溜まりそうですよね?(^^;)
さすがに、ここは夫がテーブルに上がっても手が届きそうにないので、その時はハウスクリーニングの業者さんを頼まなればならないかもしれません。が、それまで元気で生きていられるかな?(^^;)
こうして、私たちの老後用マンションは、文字通り「年寄り」にやさしい住まいになりつつあります。