新築マンションの契約を済ませた後は、フローリングや建具の色を決めたりオプションをお願いしたりしますが、それ以外にも、竣工前にやっておいた方がよいと思うことはこの際なのでやってもらうことにしました。
とはいえ、図面を見ながらだと思い付くことに限りがあるので、取り敢えず東京の家を建てるときにやってみて良かったこと、気に入っているインテリアをマンションでも取り入れることにしました。
そのひとつが、以前の記事で書いた「キッチンのゴミ収納」。
そして、もうひとつは、後から造りつける予定の飾り棚を照らすダウンライト用の配線でした。
↓これが東京の家の飾り棚。
27年前に西ドイツ(当時)のメーカー「ip20」で造ってもらい、引っ越しの度に解体・設置を繰り返してきた愛着のある造作家具です。飾り棚の内部を照らすライトが、ワイングラスに反射してとても綺麗で、私のお気に入りです。
これと似たようなものをマンションにも造りたくて、取り敢えずダウンライトの配線だけしてもらうことにしました。(この時、飾り棚の件で内装の工事会社の方にも相談をしたのですが、提案がピンと来なかったので造作は先送りしたという経緯があります。)
写真左上の黒いものが、ダウンライト用の配線です。最初は写真のように垂れ下がっていたので、壁紙を貼り足して見えないようにしてもらいました。
飾り棚は、後からゆっくりデザインを考えることにしました。
結局、2年後の2019年の秋、消費税が10%になる直前に飾り棚は完成します。
概ね満足していますが、反省点をあげるとしたら、思っていた以上にダウンライトの照明が暗かったということでしょうか。面積から考えて1個でいいかなと思ったのですが、イメージとちょっと違いました。。
私は、こういう事がしたいという思いはあるのですが、所詮素人なので、できればプロの方の経験から来る知識やアドバイスをいただきたかったです。今回相談させていただいた業者さん(3社)は、その点について物足りなさがたくさんありました。
その点、「ip20」の時は、考えもつかなかった素敵な提案というのがあり、完成した時に想像以上の喜びがありました。札幌のマンションの造作家具もip20にやってもらいたかったですが、こればかりはどうしようもありません。
でも、タイムリミット(消費税増税)がある中で、東京⇔札幌と離れていながら3社に来てもらって相談・比較し、結果的にこれが最善(金額的にも)というリフォームになったので、後悔はありません。