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シニアのおばさんもハマった「進撃の巨人」、その魅力とは

私くらいの年齢の女性で「進撃の巨人」を知っている人はそうそういません。

日本を代表するような壮大な大人気の漫画ですが、私も数年前まではタイトルすら知りませんでした。

かつての私のように、まだ「進撃の巨人」を知らないという方がいらっしやったら、是非コミック本を手に取ってとりあえず我慢して第一巻を読み切っていただきたい。たぶん1冊読んだら虜になるはず。

 

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私の場合、読むきっかけになったのは、美容室で順番を待っている時に何気なく手に取ったコミックです。

ちなみに、いまどきの美容室はどこもタブレットで雑誌が読み放題なので紙の読み物は置いていないのですが、私の通う美容室はオーナーさんの趣味?で、「進撃の巨人」だけはレジのそばに置いてあります。

パラパラとページをめくって読み始めた時に名前を呼ばれたので、そのまま座席まで持って行き、結局カットと白髪染めをする約2時間で3巻くらいまで読んでしまいました。

知っている人は知っていますが、「進撃の巨人」の絵はハッキリ言ってキモくておどろおどろしいです。

しかも始まってまもなく、主人公の母親は巨人にバキバキに食べられてしまいます。目を覆うばかりのグロテスクな描写に、こういうのが苦手な人は大抵ここで離脱します。まだ何も始まってない序盤中の序盤なのに💦

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私も「うげええええエエ」とのけぞりましたが、一度本を読み始めると止まらなくなるクセがあるので、そこから一気読み。美容室を出る頃にはすっかり「進撃の巨人」にハマっていました。

でも人によって好き嫌いのある絵なので、あの絵が気持ち悪くて苦手という人は多いようです。

でも、あの壮大なストーリー、圧倒される世界観、そして絶望的なポピュリズム、今の時代にも通ずる排外主義、歴史の修正主義などのモチーフに、読者は現代にも通ずる恐怖や葛藤や矛盾を自分ごとに感じて、読めば読むほど身震いするのです。

そして、こんなどうしようもない世界で主人公はどう決着をつけるのか。架空のお話とわかっていながら、ハラハラドキドキして固唾をのむ。

日本人のみならず、世界でも人気を博しているのが頷けます。

私は、美容室に通うたびに数冊ずつ読み漁りましたが、ほどなくして置いてあるコミックは全部読破。新刊が出るのを待って相変わらず美容室で読んでいましたが、そのうち発売日を心待ちして自分で買うようになりました(^_^;)

ですが、とうとう、最終話を迎えてしまい、、、「進撃の巨人」の長い長いお話は完結しました。2009年から2021年まで長きにわたった連載されていたのですが、驚きなのはこの作品が作者にとって最初の作品だということ。

しかも、こんなに長大なストーリーなのに、後半でしっかり伏線回収していて、最初から緻密に練り上げたストーリーだったのです。原作者、恐るべし。

私は家族や友人に「進撃の巨人」がいかに凄いマンガなのか説いて回りました。その結果、うちの子供たち(30代の息子と20 代の娘)や友人の数人が「進撃の巨人」のファンになりました。

進撃の巨人」はNHKでも放送されていたので(めちゃくちゃ夜遅くでしたが)、それも視聴しました!

もうすぐ「進撃の巨人 The Final Season完結編(前編)」のアニメがNHKで始まります。

それを受けて、2/24のNHKではアニメを制作するスタッフの裏側を番組で放送していましたが、想像を超えた過酷な現場で絶句しました。

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NHKでは、「進撃の巨人」を漫画に忠実にアニメ化しているのですが、驚くほどクオリティの高い再現力で以前から感心していました。こういう凄まじい現場の作業があったからなんだなと初めて知りました。

それまでは、お気楽に「まだかよ〜」なんて言ってたんですが(^_^;)

とにもかくにも、2018年から始まったNHKのアニメ「進撃の巨人」も、とうとうファイルシーズン。3月3日(金)24:25の放送は、正座をしてテレビの前でお待ち申し上げようと思います。