昨年(2020年)の2月、コロナが流行り出してきた頃でしたが、寒ブリを食べに、富山県氷見市に夫と2人で行きました。
私の友人が、毎年東京からわざわざ富山県に「氷見の寒ぶり」を食べに行くというのを聞いていたので、以前からちょっと憧れていました(笑)
寒ブリは、冬の味覚として有名ですが、その中でも氷見の寒ブリは、脂ののりがよく、他産の寒ブリよりも高値で取引されます。このため、平成23年、「ひみ寒ぶり」の名称で商標登録され、以後は、1個体に1枚ずつ販売証明書と専用箱に入れて出荷されているそうです。
行くと決めたらすぐ宿と飛行機を予約し、その1週間後、羽田から小松空港へ飛び、金沢に一泊して、2日目に富山県に入りました。
(ちなみに私は、JALのマイルがごっそり貯まっているので、なるべく飛行機で移動するようにしています。)
富山県は初めてだったのですが、内陸と海側では全然気候が違いますね。ちょっとビックリ。海沿いの方が暖かかったです。雪もほとんどありませんでした。
泊まった宿は「氷見温泉ホテル 永芳閣」という、道路よりちょっと高台にあって海がよく見晴らせる、この辺りでは大きいホテルでした。
大きな窓から日本海が見渡せて、気持ちいい!!
2月の末で寒ブリのコースが食べられる宿ということで探して見つけたのですが、予約したのがぎりぎりだったので、お部屋は選べなかったような記憶があります。でもオーシャンビューの和洋室で、広くて良い印象が残っています。
お料理は、こんな感じ。
酒飲みにはたまりません!!!
・前菜 ブリなめろう
・造り お醤油を弾くほど脂がのった天然ブリの刺身/ブリトロ、背身
(白海老のお造り、甘海老の食べ比べ)
・台物 コクのある酒粕スープで食べるブリしゃぶ鍋
・焼物 冬人気ホクホクぶり照焼き
(白えび唐揚げ とやま牛糀漬け)
・酢物 天然白身魚の薄造り
・蒸物 里芋饅頭 蟹身餡かけ
・凌ぎ 氷見うどん
・ご飯 氷見産コシヒカリ
・留椀・香の物・水菓子
氷見の寒ブリは脂が乗っているので、大根おろしでさっぱりと食べるのがスタンダードなんだそうです(@_@) やはり地元に来ないとわからないものですね!
寒ブリ以外にも、白エビやとやま牛、氷見うどんなどなど、富山の美味しいものがズラリ。やっぱり思い切って、来て良かった!
さらに嬉しい誤算が(#^^#)
圧巻の日本酒コーナー。種類の多さに狂喜乱舞!(^^)!
なんと、お酒が飲み放題だったのです。
予約した時点では、どこにも書いてなかったのですが、上の写真のように地酒から何から全部飲み放題です。自分でお燗をするコーナーもあり、好きな飲み方ができます。
お酒はセルフだったので、コロナの感染対策のために取りに行く時は都度ビニール手袋をはめます。
それでも、少量ずつたくさんの種類を試せたので、大満足。
いつも食事の時は、割高になっている地元のお酒を、せっかくなのだからと糸目をつけずに飲んでいたので、今回はホント助かりました(^^;)
大浴場も充実していて良かったです。
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帰りは富山空港からANAを利用しました。
コロナで閉まっている飲食店が多い中、開いていたラーメン屋さんで富山ブラック黒醤油ラーメンを食べました。見た目よりくどさはなく、美味しかったです。
窓から、雪を冠した立山連峰が見えました。
その雄大さに、感動。
ミラノからの帰りに見たアルプス山脈を思い出しました。