60歳からやってみた

おっかなびっくり始めた投資と日々アップデートする生活の記録です

白老(北海道)のピリカレラホテルに泊まってみた

年明け早々に、実家の母と息子と3人で白老の温泉宿に宿泊しました。平屋のこじんまりしたオーベルジュ的なホテルです。

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白老といえば、最近オープンした星のやの「界ポロト」が話題になっていますが、こちらのピリカレラホテルも高級温泉ホテルとして有名です。

白老駅やウポポイが徒歩圏内で、アクセスも悪くありません。(私達は高齢で足腰の悪い母のことを考えてタクシーで行きました。苫小牧からは6,000円くらい。)


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チェックインは、ラウンジに通されて、ウェルカムドリンクとフィナンシェをいただきながら。ラウンジは宿泊客なら誰でも自由に利用できます。フリードリンクで、夜はアルコールもあります。


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お部屋は50㎡くらい。
基本的にツインですが、3人なので小上がり風の畳にお布団を敷いてもらいました。窓からは雪景色の箱庭が眺められます。


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各室に、かけ流しの温泉風呂付き。
世界的にも珍しいモール温泉です。コーヒー色のお湯で、ぬるぬるして肌がしっとりします。別名「美人の湯」。

予約制の貸し切り露天風呂もありますが、そちらでは体は洗えません。温泉に浸かるだけです。


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インテリアのコンセプトは、ずばり「アイヌ」。館内着もアイヌの文様の柄です。
お部屋には、ステレオセットと、静かなクラシックとジャズのCDが2枚ありました。

お食事は、和食と鉄板フレンチがありますが、高齢の母は気取ったレストランが苦手なので、迷わず和食をチョイス。(席に限りがあるので、予約時に申し込みます)


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和食もカウンター席のみで、目の前でシェフが腕をふるってくれます。この日は満室でしたが、和食のお客さんは2組のみ。

まずは、純米大吟醸三千桜」を注文。スッキリして美味しい。


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先付けが、これまた日本酒に合う品々。
自家製カラスミなどなど、絶品です。


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お造り。センスを感じます。
北寄貝やカレイが甘くて美味。


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昔はいまいちだった、札幌のお酒「千歳鶴」。
近年、劇的に美味しく生まれ変わりました。そういう酒蔵は全国的に本当に多いですね。
北海道では、「二世古」もずいぶん美味しくなりました。


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これ、何だか忘れちゃいましたが、美味しい。とにかく、なんでも美味しかったです。
どんどんお料理が出てきました。炊き合わせだとか、お魚料理だとか。息子も大喜び。


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この写真のメニューも、もう何だったか忘れてしまいましたが、スパークリングワインを注いでいるところ。メインの前に、箸休め的な食べ物ですね。メニューが独創的で、尚且つお酒がそれほど高くないのが嬉しいポイントです。

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また純米大吟醸「三千桜」を頼んでしまいましたが、先ほどの三千桜と違うことろは、使っているお米が違います。こちらは「きたしずく」というお米。
残念ながら、違いがよくわからなかったので、機会があったら並べて飲み比べをしたいです。


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そして、満を持して上川大雪の「山廃もと特別純米酒きたしずく」。

今回の北海道で、何度「上川大雪」のお酒を飲んだことでしょう。あったら必ず飲んでしまいます。スッキリして美味しいです。


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死ぬほど飲み食いした最後の最後に、ジャーン「白老牛」のステーキです。
付け合わせの温野菜が甘くて美味。

こちらは、食事の前にグラム数を聞かれました。
お料理が多いというご意見をよくいただくのでお肉を80グラムという設定にしているが、追加料金なしで100グラムにも変更できるとのこと。息子はわかるけど、90歳の母までもが100グラムに変更してもらいました。つられて私も(^^;)

ここで飲み物はボルドーの赤にします。


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これは最後のデザート。
写真のワインは、母が残したものを私が責任を持って飲んでいます。酒の一滴は血の一滴ですから。(古いなあ~(^_^;))

 

お気づきとは思いますが、ハッキリ言って飲み過ぎです。
この後、ラウンジでまた軽く飲んでしまいました。そして、貸し切り風呂へ。(良い子は真似してはいけません。)

案の定、朝食は全く食欲がわかず、さりとて、残すのは申し訳なかったので、我慢して白米と納豆と海苔以外は食べました。納豆が黒くて変わっていたので、食べてみたかったのですが、限界でした。

でも、今回もいろいろなお酒が飲めて、大満足でした!機会があれば、今度は鉄板フレンチをいただいてみたいです。ワインの品揃えが気になります。