60歳からやってみた

おっかなびっくり始めた投資と日々アップデートする生活の記録です

お笑い芸人は、尊い

お題「#この1年の変化」

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この1年は、息をするのが苦しいような、足に見えない重石が付いてるような、そんな毎日を過ごしていたような気がします。もう、1年も続いているんですね。

夫は単身赴任で、ほとんど東京に帰って来れませんでした。
北海道で一人暮らしをする92歳の母の元へも、ほとんど行けませんでした。
千葉に住む息子がたまに帰宅しても、もしかしたら感染しているのでは?と疑って気が安まりませんでした。


そんな中、意外と娘と2人の家の中は明るい雰囲気に満ち溢れていました。

なぜなら、ニュースやワイドショーはほとんど観ないで、「お笑い」ばかり観ていたからです(⌒∇⌒)

それまでの私は、バラエティー番組を忌み嫌い、家族が観ていたらこれみよがしに席を立って台所を片づけたり、本を読んだり、意地でもテレビを観ないようにしていました。

でも、ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に寄港する辺りからテレビやネットのニュースはコロナの報道一色に染まり始め、武漢の日本人が帰国して、志村けんさんや岡江久美子さんが亡くなり、緊急事態宣言が出て、毎日毎日、コロナはどんなに恐ろしいものなのか、世界中がどれほど悲惨な状況なのかをこれでもか、と放送しました。

こんな大変な時なのに、国会では「桜」をやっていましたよね。
本当に、本当に、つくづくテレビを観るのがいやになりました。

そんな中、娘は「ぼる塾」のYouTubeを見始めました。
私も一緒に見ることもありました。
仲の良い3人のお笑いはほのぼのしていて、その時だけはコロナを忘れることができました。わがやでは、「まあね~~」が口癖になりました。

「有吉の壁」も楽しみのひとつになりました。
知らない芸人さんばかりでしたが、渾身のギャグに大笑いしました。

第七世代と呼ばれる芸人さん達のことも知ることになりました。
彼らの優しいお笑いには癒されました。
なぜ人気があるのかよくわかるような気がしました。

気が付いたら、「ロンハー」も「アメトーク」も「水曜日のダウンタウン」も楽しみになっていました。

いつのまにか、ニュースやワイドショーは全く観なくなっていました。
ネットで、前日にニュースの内容をだいたい知るようになっていたし、ワイドショーに至ってはわざと恐怖を煽るようなことばかりで、視聴率狙いなのは見え見え。ワイドショーは観たとしても、明るい気持ちになれる「ヒルナンデス」くらいか。

 でも、「お笑い番組」は心の底から笑うことができて、時には生きていることを有難いと感じることさえありました。人は笑っていないと生きていけない動物だからだと思います。

今、芸人さんが重宝されていろいろな番組に出ているのは、話しのプロだからというのはもちろんのことですが、彼等の存在がこの時代の必然なんだろうなと思わずにはいられません。

「芸人」という職業は尊いですね。
そのことに気付いた1年でした。

 

 

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