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子どもの「学生納付特例制度」で猶予されていた年金を追納してみた

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学生納付特例制度」で猶予された子どもの年金を親が追納して年末調整や確定申告をすれば、控除の対象になって税金が戻ってくるというので、娘がさっそく年金事務所に行った、というのは前の記事で書きました。

でも、行ったはいいけれど、追納用の用紙はその場で貰えるわけではなく後日郵送されるとのことで、娘はすごすごと帰ってきました。

「遅いね」「早くしないと年末調整に間に合わないね」と、やきもきしながら待つこと○週間。

結局、年末調整には間に合わず、忘れかけていた頃にやっと届きました。

開封してマジマジと書類を見てみると。

まあ、あれですよね、簡単に言うと振込用紙的なやつ(納付書)国民年金保険料追納申込承認通知書」というA4の紙1枚と、裏表になっている「東京都の年金事務所の一覧」納付の仕方を書いた注意書きみたいな紙 など計4枚が入っていました。


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でも、親が追納する場合のこととか、親が追納するとどうなるのかなんて事は一切書いてないわけです。

ちょっと途方に暮れて、それからお得意(笑)のグーグル先生に聞いてみました。ですが、肝心な所は「追納した」で済まされていて、このまま普通にその辺で払っていいのかがわかりません。親が払ったんだということが証明されないんじゃないの?と、すごく不安。

楽天で、エントリーしないで買い物しちゃった」みたいな感じになったら嫌ですよね。

ネットで調べ尽くしても、いまいちピンとこなかったので、

通知書に、「ご不明な点がありましたら、以下の連絡先にお問い合わせください。東京広域事務センター TEL(03)5500-35✖✖」とあったので、さっそく電話してみることにしました。

そうしたら、「こちらではなく、お近くの年金事務所にかけてください」。

あ、違うんだ・・・。
確かによく見ると、別な紙の方にデカデカと「お住まいの地区を管轄する年金事務所へお問い合わせください」と書いてありました。太字・大文字・下線付きで。

なんなん?紛らわしいですよね?

 

気を取り直して、近所の年金事務所に電話してみました。この時は、できれば手っ取り早くこのままお金を払いに行こうかな、ぐらいに考えていたのですが。。


この時の電話でのやり取りを簡単に書くと、

「子どもの年金を追納しに行きたいのですが」

「ここではお金の支払いはできません。金融機関などでお願いします」

え、年金事務所って事務手続きだけやる所なんだ?

これも初めて認識しました。

「でも親が子どもの分を支払って確定申告しようと思っているので、もごもご・・」

同封の納付書を持参して、金融機関かコンビニで支払って、その領収書(と言ったかどうかは忘れましたが、支払った時に押印してもらって手元に残る紙切れ)か控除証明書(後日電話で請求する)を確定申告の時に貼付して提出してください

あ、それでいいんだ。
私はてっきりマンナンバーだとか戸籍謄本だとか、親だということを証明するものがないとダメなのかなあと思っていました。

 

これで、だいたい流れはわかりました。
ちなみに、電話口の年金事務所の人は、思いがけずとても親切丁寧でイイ感じ。やり取りも記事に書くと短いですが、私の理解が遅いために聞き返したり、反復したり、メモしたり、30分くらいかかったのですが、終始わかりやすく説明してくださいました。

皆さんも困ったことがあったら、管轄の年金事務所に電話するといいですよ。恐くないです(笑)


とりあえず、あとは金融機関に行ってお金を払って、その領収書的な紙をダンナに渡して、ダンナに確定申告してもらうだけ。

それにしても、なんやかんやここまで調べるのに半日くらいかかってしまいました(^^;)
やれやれ。

後日談ですが、「控除証明書」を請求するために税金事務所に電話をかけた時、娘の「年金番号」か「マンナンバー」が必要だったのですが、その時にわからず、次の日にかけ直すことになりました。

名前と住所だけではダメなんですね・・・。

こうやってふり返ると、なんていうことない事だったんですが、その時その時はわからないことだらけで、ずいぶん時間をかけてしまいました。もしこの記事が誰かの参考になれば幸いです。

とにかく子供の年金の追納は親ができるということ、しかも親が高額所得者であればあるほど戻ってくる税金の額が大きいので、当てはまる方は是非ご検討ください。
追納だけではなく、現役大学生の子供の代わりに支払っても、税金が戻ってくるそうです。

 

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