60歳からやってみた

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草間彌生美術館に行った

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かの有名な前衛芸術家・草間彌生さんが設立し、一般財団法人草間彌生記念芸術財団が運営する美術館に行ってまいりました。2017年に開館した比較的新しい美術館です。

今期の最終日の最終入館時間(16:00から90分)が予約できたので、仕事帰りの娘と現地で待ち合わせました。

コロナで入場制限しているので、当日券はナシ、予約はオンラインのみです。
いつも思うのですが、PCやスマホを操れない人は、もう生きていけない時代になっているのではないでしょうか・・。

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左の白いビルが美術館。

最寄り駅はいろいろあるのですが、私はあまり歩きたくなかったので、都営新宿線「曙橋」から都営バスに乗って行きました。(新宿区弁天町です。)
思ったより狭い敷地面積に建つ5階建てのビルでした。

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エントランスのガラス面は、草間さんのトレードマークである水玉模様になっています。白を基調にした館内はシンプルできれいです。

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1階エントランスの壁には、こんな作品が。
よく見ると、顔がたくさん繋がっています。この日購入したカタログを見ると、この作品は「永遠に続く女の顔」という題が付いていました。

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順路は、2階からエレベーターや階段を使って、順に上がって5階の屋上が最後となります。

まず、いきなり、映像と音声です。
真っ暗な狭い部屋に草間さんの歌を歌っている映像が流れます。
マンハッタン自殺未遂常習者犯の歌」という、草間さん作詞・作曲の作品です。ちなみにアカペラで、歌っているのか喋っているのか判別がつかないような歌でした。2回ほど聴きましたが、メロディー?は全く耳に残りませんでした。。

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⇧4行目からが、歌詞です。

そういえば、草間さんは小説家でもあるそうですね。
私はお恥ずかしい話ですが、この美術館の展示で初めて知りました。

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鏡の効果で、永遠に続くような錯覚に陥りそうになりました。


f:id:yattemita60:20210329225907j:image「無限の鏡の間-宇宙の彼方から呼びかけてくる人類の幸福への願い」(2020)

3階も、人数と時間を制限して入室するスタイルの展示です。 写真撮影OKの作品がほとんどだったので、インスタ目的に女子が多かったような気がします(^^;)


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4階「フラワー・オブセッション

観覧者も創作に参加するタイプの作品。入り口で、「お花」か「お花のシール」のどちらかを選んで好きな所に貼ります。この日が最終日だったので、至る所がお花だらけでした。


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5階 草間さんの著書などが閲覧できるコーナー。

ここでちょっと立ち読みをしたのですが、もっと前衛的なきてれつな小説を書いているのかと思ったら、意外と普通でした。時間がなくてちょっとしか読めなかったので、図書館にあったら借りて読んでみたいです。

扉を開けると、屋外に出られます。


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天空にささげたわたしの心のすべてをかたる花たち」(2018)

真夏は暑そうですね。雨天は閉鎖するらしいです。
この日は3月29日だというのに、今年初めての夏日で最高気温25度。汗ばみました(^^;)

 ここで終わりですが、戻って並べば何度見てもいいそうです。
私達は、エレベーターで1階に戻り、ショップでカタログなどを購入しました。

草間さんは、私の母と同じ91歳。
独特の世界観に圧倒されつつ、もっと知りたい、もっと見たいと思わされました。

次の会期は、「神秘と象徴の中間:草間彌生モノクローム」(2021年4月29日~12月26日)です。展示替えのため、4月28日まで休館します。興味のある方は、是非!yayoikusamamuseum.jp

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