60歳からやってみた

おっかなびっくり始めた投資と日々アップデートする生活の記録です

あなたもワイナリーのオーナーになってみませんか?

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2012年、北海道余市町に新しいワイナリーが産声をあげました。
新潟のカーヴドッチを成功させた伝説の人、落希一郎さんと奥様の雅美さんが経営する「オチガビワイナリー」です。

2011年12月放送の「カンブリア宮殿」に落さんと雅美さんが出演されていたのをたまたま見ていた私は、落さんのワインに対する熱い思いにおおいに感銘を受け、このワイナリーの「ワインの木オーナー制度」の会員になることを決めました。

というと聞こえはいいですが、たった1万円を払っただけで、10年間(現在は8年間になりました)毎年ワインを1本無料でいただけるというオーナー特典に惹かれたのですが(^^;

でも、あれからもうすぐ10年になるんですね。
早いものです。

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会報の第1号を読み返してみたら、「2か月前に8200坪の農地と250坪の宅地を手に入れたこと」、「春になったら3000本のぶどうの苗木を植えるべく斜面を直していること」、「それと並行して地下ワイン醸造・熟成蔵工事に着手すること」などが、書いてありました。

この会報誌のおかげで、ワイナリーってこういう風に作られていくんだということがリアルに感じられ、ちょっと感動しました。また、会報誌からは落さんの情熱がほとばしっていて、「日本ワイン」の現状も知ることができました。落さんのワイナリー作りを通して、私もさまざまな事を考えさせられました。売り場に並んでいるワインを見て、その造り手に思いを馳せることもあります。

オチガビワイナリーの「ワインの木オーナー制度」は、「オチガビワイナリーファンクラブ」と言えるかもしれません。

 

 

オチガビワイナリーはどんなワイナリーを目指しているのか 

落さん、いわく

私共のOcciGabi Wineryは現在日本中に5はあるが10は無いと言われる「まともなワイナリー」のトップクラスを自認しております。
「まともなワイナリー」の定義とは、外国の液体や生食用ぶどうを一切使用せず、醸造蔵のまわりをワイン専用ぶどう畑で取り囲んだワイナリーのことです。私共ではすべてが揃っております。長期熟成型の設備が合理的に配置された充分に広い地下醸造・貯蔵空間、全敷地を展望するレストラン、札幌・小樽の山々を遠望する試飲カウンター、建物を取り囲む大きな西洋庭園、そして以上すべてを包み込むようにレイアウトされた広大なワインぶどう畑等々。」

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「まともなワイナリー」で「まともなワイン」を作る、という事ですね。

そして余市町が日本のナパバレーになる。

かつて外国から買ってきたぶどうの液体やぶどうで作ったワインを瓶に詰めて、さも日本のワイナリーで作ったかのような名前のワインがつい最近まで大手によって製造販売されていました。2018年にやっと法律が整って、「日本ワイン」と名乗れるのは日本で栽培されたぶどうで作ったワインだけ、という当たり前のことが名実ともに当たり前になりましたが、落さんははるかずっと以前からこの当たり前をやっていました。

詳しくはこちらをどうぞ。

オチガビワイナリーについて | OcciGabi(オチガビ) 〜 ぶどう畑のワイナリー

 

「ワインの木オーナー制度」とは

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”ワインは毎年全く味が違うもの。ブドウ畑やきれいな庭に囲まれた醸造蔵を一軒一軒訪ね歩き、試飲室や地下蔵で大きなワイングラスを揺すりながら味わう。自分の目と舌と鼻でお気に入りのワインを捜し歩く旅は、真に現代の最高の贅沢の一つです。
私共が理想とする日本一のワイナリー作りは緒についたばかりですが、毎月お訪ねになってもどんどん充実して行くのが見える経営とするつもりです。私共のワイナリー作りの夢を一緒にかなえるオーナーを募集します。”

本場ヨーロッパやアメリカのようなワイナリーを作るという「夢」を、一緒に叶えましょうというのがこのオーナー制度の主旨だと思います。

私が会員になった頃が、第1次募集で、現在は第3次募集を行っています。
「オーナー特典」も1次の時と若干変わっていますね。

オーナー特典とは

1万円で8年間、毎年ワイン1本をプレゼント
  • オチガビワイナリーで醸造したワインを1年に1本、8年間(計8本)プレゼント。
毎年3月よりプレゼント開始
  • ワインの引き換え:毎年3月1日~5月31日(入会が2月末までの会員様)
  • プレゼントワインは現地(余市町)でお渡し致します。配達の場合の送料は会員様ご負担。ただし、追加のワイン購入で6本にまとまれば送料は無料となります。

ワイナリー見学ツアー及び試飲(3杯まで)無料

  • 会員証の提示で、ワインの試飲3杯まで無料。ワイナリーツアーも無料(通常は試飲540円・ツアー1,000円)。

毎年4回、会報をお届け

  • 余市の現状や会員様参加のイベントをリアルタイムでご案内致します。

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会員登録の方法

  1. メール(occigabi@ae.auone-net.jp)、電話(0135-48-6163)、FAX(0135-48-6164)などの方法で、オチガビワイナリーに直接連絡をする。(名前・住所・電話番号を伝える。)
  2. オチガビワイナリーから払込票を送付される。
  3. 払込票により会費を振り込む。
  4. 入金確認後、会員証が送付致される。その後、3ヶ月に1回ずつ会報が届く。

東京(千代田区平河町)でのワイン会(2021年6月26日)

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残念ながら「満員御礼」で、募集を締め切ったそうです(>_<)

【満席御礼】2021年6月26日(土)レストラン サンパウでワイン会 : OcciGabi(オチガビ) 〜 ぶどう畑のワイナリー・レストラン

オチガビワイナリーではワイン会や交流会など、いろいろなイベントをやっています。私はまだ参加したことはないですが。


<おまけ>

今回、私がもらったプレゼントの白ワイン(無料)と、購入した赤ワイン(8800円)をご紹介します。赤は、「アコロン」という初めて聞く品種です。
「アコロン」は、ドイツで交配作出された品種で、1971年に着手し、1996年に一般での栽培が解禁された「夢の新品種」とも言えるそうです。両親は当時(1971年)の最適品種であるリンベルガー(母)とドルンフェルダー(父)だそうです。
ちょっとドキドキします(#^^#)

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